交通事故の冤罪とその対処について

交通事故9

交通事故には多くの目撃者がいることも多く、本来であれば冤罪が起こりにくいのですが故意に被害に遭ったと嘘をつく人物もいないわけではありません。また、止まっていたか少し動いていたかなど、周りからは判別しにくいこともあります。

今回は冤罪が起こりやすいケースと、その際の対処法について解説していきます。万が一の事態に役立つ情報となっていますのでお読みいただければ幸いです。

交通事故の冤罪について

冤罪というと実際には罪を犯していない方が犯罪者として扱われてしまうことです。冤罪が発生するとその方は人生を大幅に狂わされてしまうこともあります。そのため、冤罪はあってはいけないことですが、交通事故においても冤罪が発生するケースは存在します。

また、アタリヤというわざと冤罪が起こるようにするという悪質な行動をとる人物もいます。一般的には冤罪が起こりにくいとされる交通事故であっても、悪意や調査上のミスなどがあれば誤った判断が下されてしまうことは起こり得ます。

しかし、交通事故の冤罪の場合は一度疑われたとしても様々な方法で無実を証明することが出来ます。そのため、誤った疑いをかけられたとしてもあきらめないことが重要となります。

交通事故の冤罪にはどのようなものがある?

交通事故の冤罪として多いとされるのが他の車が起こした事故を別の車の事故とするもの、車側が普通に走っていたにも関わらず嘘で当たったと主張されてしまうものなどがあります。中にはただ停止していただけで事故を起こしたと被害を訴えられるケースすら過去に発生しています。

このような事例で疑いをかけられると大抵の運転手の方は大いに戸惑います。本当は冷静に無実を主張するのが大切なのですが、被害者側からお金などを請求されてその場で払ってしまうケースもあります。しかし、自分の身に覚えのない事故でお金を請求されたとしても絶対に払ってはいけません。

目撃者、監視カメラ、ドライブレコーダーなどによって無実を証明できる可能性が高いです。

交通事故の冤罪は何故起こる?

交通事故の冤罪が起こってしまった時に考えられる原因は大きく分けて2つあります。1つ目は現場検証が不十分であることです。交通事故が起こった際には現場検証が行われます。これにより被害者と加害者、被害の規模などを調査していきます。

その際には目撃者からの聞き取りや付近の防犯カメラの映像なども参考になるので通常であれば冤罪は起こりにくくなっています。しかし、検証が不十分である場合や調査に先入観などが入ってしまったりする場合は冤罪が起こることもあります。

もう1つの原因としては故意に冤罪を起こそうとする人物がいることです。世の中の大多数の方は冤罪を起こそうとはしません。ところが中には当たり屋のようにわざと交通事故を起こさせることでお金を得ようとする人物もいます。

わざと当たったのかどうかということはなかなか判定が難しいので、当たり屋が絡む事故の場合は少し複雑な展開になることもあります。加えてその事故に関わった方が大事にしないようにとりあえずお金を払ってしまうケースも存在します。

確かに冤罪とはいえ交通事故に巻き込まれることは精神的な負担が大きいのですが、粘り強く主張を続けることが大切になります。

どうやって冤罪であることを証明するか

冤罪であることを証明するにはいくつかの方法があります。1つ目は防犯カメラの映像を使うということです。道路を直接的に撮影している防犯カメラはそれほど多くありませんが、店先のカメラが道路まで映しているというケースは少なくありません。

そういった場合は無罪を主張する中で防犯カメラの映像を確認してほしいと伝えるようにしましょう。防犯カメラの映像は一般の方に見せることは出来ませんが、警察には見せてくれます。2つ目はドライブレコーダーです。

昨今ではドライブレコーダーを搭載している自動車も多くなってきました。その映像が無実であることの証明に役立つこともあります。ただし、一般的なドライブレコーダーは前か後ろに付いていることが多く、横側からの事故について証拠として扱いにくいケースも考えられます。

そこで重要となるのが事故当時付近を走っていた車のドライブレコーダ―です。自車にドライブレコーダーが付いていなかったとしても、近くを走っている車についていればその映像を証拠として使わせてもらうことが出来ます。

3つ目は目撃者の証言です。道路において自車と相手の車しか走っていないというケースは少なく、どこかに目撃者がいるということは大いに考えられます。実際に見ていたという方の証言は証拠能力が高いといえます。ただし、当たり屋の場合は仲間を目撃者として証言させることもあります。

ただ、法廷で虚偽の証言をすることは偽証罪となり、当たり屋側のリスクを増大させることになるため、そのような事例は決して多くありません。

冤罪被害は誰に相談するのが良い?

交通事故で冤罪の疑いをかけられてしまった場合は弁護士に相談することをお勧めします。例えば防犯カメラや他の車のドライブレコーダーの映像を使わせてもらおうとしても、弁護士のような法に精通した人物がいないと難しいかもしれません。

弁護士に依頼をすれば正当な方法で映像を開示してもらうことが出来るので無実を証明しやすくなります。また、相手が当たり屋だった場合、弁護士が出てきた時点で諦める可能性もあります。万が一、裁判まで発展した場合でも弁護を続けてもらうことが出来るので弁護士に相談することは有効となります。

昨今では初回の相談料を低めに設定しているところもあります。もし、費用などを理由として弁護士に依頼できない場合でも自分に非がない事故を背負う必要はありません。あくまで無実を主張していれば目撃者が見つかる可能性もあります。

交通事故の場合は冤罪であっても認めてしまうことで裁判にもならず、何も悪いことをしていない方が不利益を被る恐れがあるので注意が必要です。認めていなければその分多角的な調査が行われることも多くなり、事故の真実が明らかになりやすくなります。

それが冤罪を晴らすための重要なことです。

江戸川区における交通事故の状況

交通事故の疑いをかけられたときは

普通に運転をしていて交通事故の疑いをかけられたときは身に覚えが無くても、その場から立ち去らないことをお勧めします。立ち去ったことで逃げたと勘違いされてしまうかもしれないからです。時間が無かったとしても警察に連絡して無実を主張しましょう。

相手とは連絡先を交換しておくことが有効です。真っ向から向き合い続けることが冤罪を証明することに繋がります。